ポンペイの赤
先日、世界遺産ポンペイの壁画展へ行ってきました。
色彩の鮮やかさや、遠近法を用いた騙し絵のような構図など
2000年前のクリエイティビティに目を見張るばかり。
ヴェスビオ火山が噴火しなければ、
その後のイタリア芸術は違ったものになっていた気さえします。
壁画の中で目を惹いたのは赤い塗料です。
黄みがかった鮮やかな赤、いわゆる鉛丹ですね。
ポンペイ・レッドと呼ばれています。
しかし、ポンペイ遺跡の壁画は
元は黄色だったものが火山爆発の熱とガスのせいで、
赤く変色した部分もあり、その区別は専門家でも難しいのだとか。

どこが元々の赤で、どこが黄色だったのか…、
そんなことを考えつつ鑑賞するのも、
ポンペイ壁画の魅力のひとつです。
ポンペイ・レッドも神秘的ですが、
個人的にはこのブルーにも心惹かれました。

濃いピンクとややくすんだブルーのコントラスト、
ぜひ何かの機会に使ってみたい組合わせです。

こちらは当時流行っていたらしい「庭園画」。

いそうでいない?いなさそうでいる?
ちょっと愛嬌のあるフォルムの鳥。
記念にこの絵のポストカードを買いました。
18世紀に発見されて以来、今なお発掘が続いているポンペイ。
遺跡に劣化が少ないのは一瞬のうちに火山灰に埋もれ、
その火山灰が乾燥剤の役割を果たしたからだと言われています。
観る人の心を揺さぶるような芸術が、まだまだ眠っているのでしょうか。
現地を旅目的地候補のひとつに挙げておきたくなりました。
色彩の鮮やかさや、遠近法を用いた騙し絵のような構図など
2000年前のクリエイティビティに目を見張るばかり。
ヴェスビオ火山が噴火しなければ、
その後のイタリア芸術は違ったものになっていた気さえします。
壁画の中で目を惹いたのは赤い塗料です。
黄みがかった鮮やかな赤、いわゆる鉛丹ですね。
ポンペイ・レッドと呼ばれています。
しかし、ポンペイ遺跡の壁画は
元は黄色だったものが火山爆発の熱とガスのせいで、
赤く変色した部分もあり、その区別は専門家でも難しいのだとか。

どこが元々の赤で、どこが黄色だったのか…、
そんなことを考えつつ鑑賞するのも、
ポンペイ壁画の魅力のひとつです。
ポンペイ・レッドも神秘的ですが、
個人的にはこのブルーにも心惹かれました。

濃いピンクとややくすんだブルーのコントラスト、
ぜひ何かの機会に使ってみたい組合わせです。

こちらは当時流行っていたらしい「庭園画」。

いそうでいない?いなさそうでいる?
ちょっと愛嬌のあるフォルムの鳥。
記念にこの絵のポストカードを買いました。
18世紀に発見されて以来、今なお発掘が続いているポンペイ。
遺跡に劣化が少ないのは一瞬のうちに火山灰に埋もれ、
その火山灰が乾燥剤の役割を果たしたからだと言われています。
観る人の心を揺さぶるような芸術が、まだまだ眠っているのでしょうか。
現地を旅目的地候補のひとつに挙げておきたくなりました。
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